東京と大阪のふたりによる往復書簡

vol.2 2021.05.05 門野優

夏号、春号に続きたくさんの方々のご協力をいただいて完成しました。
みなさん今年はどんなGWを過ごされていたのでしょう?
GWといえば、どこかへ出かけた先で日中暑くて半袖になって気持ちいい~って思って
わたしにとってはまさに毎年夏のはじまりを実感する頃です。でも今年はちょっと肌寒かったですね。
写真は淀川の河川敷の、ちょうど与謝蕪村の「春風馬堤曲」の句碑があるところの近くです。この時期このあたりはとっても気持ちよくてたまに散歩しています。

高松さん、連句のことを「『難しくない』なんて言いたくない。」て言ってましたね。
連句は難しいですよね。連句のことわかったような気がしてもけっきょく全然わからないし、連句するたびに自分の欠点が見えてきて凹んだりします。でもこれってもしかしたら連句を何十年やり続けたとしても変わらず感じ続けることなのかな、どうなんでしょう?

そういえば高松さんのAI一茶くんの記事を読んで、AIと連句する日も来るのかなとわくわくしました。
最近はzoomとか使ってリモートで連句をすることもありますが、いつか仮想現実で連句を巻いてみたら知らない間に連衆にAIが居たりして…。そんな日が来たらますます連句のことがわからなくなりそうです。