高松霞と門野優の往復書簡

vol.12 2023.11.08 門野優

暑いと寒いが交互にやってきてよくわからない秋でしたがもう冬です。
高松さんはここ数ヶ月で何度か死にかけていたかと思いますが、わたしは何度も「高松さんは大丈夫」って思っていました。
だって一緒にやりたいことがまだまだ沢山あるし。
急がなくていいしゆっくりでいいけど、沢山あるんです。
だから置いていかないでくださいね。

ここ数ヶ月わたしは何をしていたかというと、夏は念願の郡上八幡の宗祇水に行ったり、秋は今年も浪速の芭蕉祭に参加したり、時間をかけてひとつの連句を楽しむ機会が多かったように思います。
自分で主催する「連句海岸」もはじめました。連句会vol.2は来月開催予定です。

先日の百韻企画はどうしでしたか?わたしも一度百韻をやってみたいなぁとちょうど最近思っていました。
奇遇にも今回猫蓑会から送っていただいた連句も百韻でしたね!こちらは熱海で泊まりがけで巻いたものらしいです。

そして今回から野田連句会の作品が仲間入りしました。
野田連句会は木之下みなみさんと松澤龍一さんが創立した連句会で、2021年にお亡くなりになった稲門会の主宰、伊藤哲子さんの意思を引き継いでおられます。

これからも少しずつ、連句の新しい一面をご紹介できるサイトにしていきたいですね。
引き続き、4年目の連句新聞もよろしくお願いします。