2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年8月6日 renkushinbun 連句作品 二十韻「春匂ふ」 の巻 短歌同人誌「七曜」200号記念に巻かれた二十韻。 「七曜」は徳島市出身の歌人柏原千恵子により1968年に創刊。今年通算200号に到達。現代表は紀野恵。 二十韻「春匂ふ」 の巻 捌 紀野恵 変はりつつ続く言葉や春匂ふ […]
2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年8月7日 renkushinbun 連句作品 【猫蓑会】歌仙「猫車」の巻 学生のときに発掘のアルバイトで押してから、猫車のことは何となく気にかかっている。最近、猫車には深型と浅型があるということを考古学関係の人から教えてもらった。また、わたしの好きな深夜番組タモリ倶楽部で猫車の特集をしたとき […]
2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年8月5日 renkushinbun 連句作品 【徳島県連句協会】賜餐「哀しみの」の巻 賜餐「哀しみの」の巻 捌 東條 士郎 哀しみの皮はぐ罪や黒葡萄 東條士郎 闇あればこそ満月の綺羅 曽根 燦 ララバイのやうに漣打ち寄せて 関真由子 ウ 朔太郎忌は旅の途中に &nb […]
2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年8月7日 renkushinbun 連句作品 【大阪連句懇話会】非懐紙「廃園の」の巻 非懐紙「廃園の」の巻 小池正博 捌 廃園の姿を正す星月夜 小池正博 回転木馬揺らす蟋蟀 門野優 サーカスにいたらとさかをなくしそう 暮田真名 財布に青き指紋をつけて […]
2021年8月4日 / 最終更新日時 : 2021年8月5日 renkushinbun 連句作品 【草門会】胡蝶「海夭々」の巻 胡蝶『海夭々』留書虎の夜食 山地春眠子 この日久しぶりに会った中村安伸さんから『虎の夜食』という句集を頂戴した。安伸さんは『新撰21』(若手俳人の俳句選集)のメンバーの一人。昭和四十六年(一九七一)生まれだか […]
2021年8月4日 / 最終更新日時 : 2021年8月4日 renkushinbun 連句作品 【宮城県連句協会】自由律非懐紙「鬼の捨て子」の巻 自由律非懐紙「鬼の捨て子」 鬼の捨て子梵字は水の手ざわり 狩野 康子 眠り流しは過ぎた 永渕丹 抑揚をつけ歩く休みの日まで 康子 象に笛吹く少年 丹 […]
2021年8月4日 / 最終更新日時 : 2021年8月4日 renkushinbun 連句作品 【わかくさ連句会】二十韻「おっちゃんここ」の巻 二十韻「おっちゃんここ」の巻 捌 井内 温雄 秋めくや若草山の清々し 井内 温雄 寝静を覚ます鈴虫の声 増田 敏 月光の彩窓透り波打ちて […]
2021年8月4日 / 最終更新日時 : 2021年8月4日 renkushinbun 連句作品 【解纜】歌仙「琴堕ちて」の巻 歌仙「琴堕ちて」の巻 鈴木美奈子 捌 琴堕ちて秋韜晦の市隠かな 美奈子 名もなき草のほのと紅葉づる 真紀 月光の中より鹿の角の出て 将義 […]
2021年5月5日 / 最終更新日時 : 2021年5月5日 renkushinbun 連句作品 【猫蓑会】短歌行「クリムトの女」の巻 短歌行「クリムトの女」の巻 鈴木千惠子 捌 クリムトの女傾ぎぬ夏の霧 鈴木千惠子 深呼吸して開く睡蓮 奥野美友紀 料理長仕上げの塩を大鍋に 四方山話尽き […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月5日 renkushinbun 連句作品 【徳島県連句協会】短歌行「風脆き」の巻 短歌行「風脆き」の巻 東條士郎 捌 野を渡る蝉羽月の風脆き 東條士郎 夕顔の色それは純白 三輪 和 朗読の声張りの佳し高さ佳し 武内 菊 […]