2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月23日 renkushinbun 連句作品 【桃雅会】二十韻「君眩し」の巻 賦物(恋 青春 旅) 二十韻「君眩し」の巻 杉山壽子 捌 まつ白の開襟シャツの君眩し 中森美保子 ふたり分だけ探す片陰 宮川 尚子 書を読みて描く未来図真剣に […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月5日 renkushinbun 連句作品 【草門会】胡蝶「約束の蛍」の巻 行きつ戻りつ 山地春眠子 今(元和二年)からざっと四十年ほど前の昭和五十年代。この胡蝶を巻いた私たち四人は東京義仲寺(ぎちゅうじ)連句会の新人で、真鍋さんらの諸先輩にしごきあげられていたのだった。 作家で俳人の天魚真鍋 […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【宮城県連句協会】非懐紙「梅雨晴れ間」の巻 非懐紙「梅雨晴れ間」の巻 衆議判 梅雨晴れ間自尊心たる犀の角 狩野康子 内なるマグマ今は静かに 永渕 丹 ゆっくりとケーキの山を崩すらん 康子 海の渦から生まれ出る頃 […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年7月23日 renkushinbun 連句作品 【海市の会】糸蜻蛉「傀儡」の巻 糸蜻蛉「傀儡」の巻 羅に透く狂言の傀儡かな 鈴木漠 月の匂ひと称す香水 梅村光明 汗滲むほどよき散歩薦められ 永田圭介 ウ 不夜城とやらの迷路 […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【稲門連句会】歌仙「青嵐」の巻 歌仙「青嵐」の巻 青嵐胸のすきまを埋めるもの 哲子 ゆりの香の弥増さる午後 雀羅 空缶をけとばす子らのちりぢりに 東砂 両の掌で食む栗鼠のせはしく […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【あしべ連句会】短歌行「苗を植う」の巻 短歌行「苗を植う」の巻 もりともこ 捌 田に映るおのが姿へ苗を植う もりともこ 雲の峰湧く空の群青 谷澤 節 おほぶりの湯呑みを父とお揃ひに 松本奈里子 双生児のやうと噂もつぱら […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【解纜】世吉「コクトオの耳」の巻 世吉「コクトオの耳」の巻 捌 別所真紀 夏あかつきジャン・コクトオの耳ひろふ 真紀 潮騒とほく星の涼しき 清良 まぼろしの山上﨟を追ひかけて 緋紗 古 […]
2021年5月3日 / 最終更新日時 : 2021年5月3日 renkushinbun 連句作品 D連句 「白猿」の巻 「D連句」は、須藤岳史が原案、冬泉がネット上で捌く新形式である。 『白猿』の巻の発句<白猿(ハヌマン)の半跏思惟せる木蔭かな>。続く脇句は2句用意されていて、どちらを付けるかは読者が選択する。<白猿の半跏思惟 […]
2021年5月1日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【大阪連句懇話会】歌仙「蕗の葉や」の巻 歌仙「蕗の葉や」の巻 両吟 蕗の葉やコロボックルの声かすか 小池正博 くすくす笑い交す初夏 宮川尚子 里程標岬めぐりのはじまりに 正博 新聞店は三叉 […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 【宮城県連句協会】 胡蝶「純心が」の巻 胡蝶「純心が」の巻 純心がロールキャベツに澄む四日 狩野康子 羽化には早きわらべ結初 永渕丹 凍ゆるむもの言わぬもの声あげて 康子 地図に尋ねし雁風呂の浜 丹 月お […]