2021年8月4日 / 最終更新日時 : 2021年8月4日 renkushinbun 連句作品 【解纜】歌仙「琴堕ちて」の巻 歌仙「琴堕ちて」の巻 鈴木美奈子 捌 琴堕ちて秋韜晦の市隠かな 美奈子 名もなき草のほのと紅葉づる 真紀 月光の中より鹿の角の出て 将義 […]
2021年5月5日 / 最終更新日時 : 2021年5月5日 renkushinbun 連句作品 【猫蓑会】短歌行「クリムトの女」の巻 短歌行「クリムトの女」の巻 鈴木千惠子 捌 クリムトの女傾ぎぬ夏の霧 鈴木千惠子 深呼吸して開く睡蓮 奥野美友紀 料理長仕上げの塩を大鍋に 四方山話尽き […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月5日 renkushinbun 連句作品 【徳島県連句協会】短歌行「風脆き」の巻 短歌行「風脆き」の巻 東條士郎 捌 野を渡る蝉羽月の風脆き 東條士郎 夕顔の色それは純白 三輪 和 朗読の声張りの佳し高さ佳し 武内 菊 […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月23日 renkushinbun 連句作品 【桃雅会】二十韻「君眩し」の巻 賦物(恋 青春 旅) 二十韻「君眩し」の巻 杉山壽子 捌 まつ白の開襟シャツの君眩し 中森美保子 ふたり分だけ探す片陰 宮川 尚子 書を読みて描く未来図真剣に […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月5日 renkushinbun 連句作品 【草門会】胡蝶「約束の蛍」の巻 行きつ戻りつ 山地春眠子 今(元和二年)からざっと四十年ほど前の昭和五十年代。この胡蝶を巻いた私たち四人は東京義仲寺(ぎちゅうじ)連句会の新人で、真鍋さんらの諸先輩にしごきあげられていたのだった。 作家で俳人の天魚真鍋 […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【宮城県連句協会】非懐紙「梅雨晴れ間」の巻 非懐紙「梅雨晴れ間」の巻 衆議判 梅雨晴れ間自尊心たる犀の角 狩野康子 内なるマグマ今は静かに 永渕 丹 ゆっくりとケーキの山を崩すらん 康子 海の渦から生まれ出る頃 […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年7月23日 renkushinbun 連句作品 【海市の会】糸蜻蛉「傀儡」の巻 糸蜻蛉「傀儡」の巻 羅に透く狂言の傀儡かな 鈴木漠 月の匂ひと称す香水 梅村光明 汗滲むほどよき散歩薦められ 永田圭介 ウ 不夜城とやらの迷路 […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【稲門連句会】歌仙「青嵐」の巻 歌仙「青嵐」の巻 青嵐胸のすきまを埋めるもの 哲子 ゆりの香の弥増さる午後 雀羅 空缶をけとばす子らのちりぢりに 東砂 両の掌で食む栗鼠のせはしく […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【あしべ連句会】短歌行「苗を植う」の巻 短歌行「苗を植う」の巻 もりともこ 捌 田に映るおのが姿へ苗を植う もりともこ 雲の峰湧く空の群青 谷澤 節 おほぶりの湯呑みを父とお揃ひに 松本奈里子 双生児のやうと噂もつぱら […]
2021年5月4日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【解纜】世吉「コクトオの耳」の巻 世吉「コクトオの耳」の巻 捌 別所真紀 夏あかつきジャン・コクトオの耳ひろふ 真紀 潮騒とほく星の涼しき 清良 まぼろしの山上﨟を追ひかけて 緋紗 古 […]