2021年5月3日 / 最終更新日時 : 2021年5月3日 renkushinbun 連句作品 D連句 「白猿」の巻 「D連句」は、須藤岳史が原案、冬泉がネット上で捌く新形式である。 『白猿』の巻の発句<白猿(ハヌマン)の半跏思惟せる木蔭かな>。続く脇句は2句用意されていて、どちらを付けるかは読者が選択する。<白猿の半跏思惟 […]
2021年5月1日 / 最終更新日時 : 2021年5月4日 renkushinbun 連句作品 【大阪連句懇話会】歌仙「蕗の葉や」の巻 歌仙「蕗の葉や」の巻 両吟 蕗の葉やコロボックルの声かすか 小池正博 くすくす笑い交す初夏 宮川尚子 里程標岬めぐりのはじまりに 正博 新聞店は三叉 […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 【宮城県連句協会】 胡蝶「純心が」の巻 胡蝶「純心が」の巻 純心がロールキャベツに澄む四日 狩野康子 羽化には早きわらべ結初 永渕丹 凍ゆるむもの言わぬもの声あげて 康子 地図に尋ねし雁風呂の浜 丹 月お […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2021年2月20日 renkushinbun 連句作品 【海市の会】 糸蜻蛉「遠き春」の巻 糸蜻蛉「遠き春」の巻 遠き春ピースを凌ぐコロナあり 三木英治 もののなべてが歪む陽炎 鈴木漠 蜃気楼見る人も無き渚にて 永田圭介 ウ 選挙戦術吠ゆるリーダー […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 【稲門連句会】 歌仙「百変百化」の巻 歌仙「百変百化」の巻 捌 伊藤哲子 東帝や百変百化翁遺す 伊藤哲子 堅き決意の尖るクレソン 高橋賢 登り窯太古の森の息吹くらん 加藤亀女 […]
2021年1月28日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 ひらがなかせん 「だいかんや」 ひらがなかせん『だいかんや』 ふう さばき だいかんやひはきらきらとみずのうえ きむら ふう かぜのかたちにしなるかれあし たが せいご ひきなれたげんはそろそろはりかえて もんの ゆう めーるつ […]
2021年1月24日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 【徳島県連句協会】 賜餐「哀しみの」の巻 賜餐「哀しみの」の巻 捌 東條士郎 哀しみの皮はぐ罪や黒葡萄 東條士郎 闇あらばこそ満月の綺羅 曽根燦 ララバイのやうに漣打ち寄せて 関真由子 ウ 朔太郎忌は旅の […]
2021年1月24日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 【大阪連句懇話会】 半歌仙「花冷や」の巻 半歌仙「花冷や」の巻 捌 小池正博 花冷やメモ箱からは物語 小池 正博 猫のよこぎる闇に東帝 角谷美恵子 春雷は寝床の中で遠く聴く 蒲生 智子 念押しをする父の伝言 […]
2021年1月24日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 【草門会】 二十韻「転瞬の無重力」の巻 二十韻「転瞬の無重力」の巻 捌 西川 菜帆 ぶらんこを漕ぐ転瞬の無重力 山地春眠子 柳絮舞いゆく池の対岸 西川 菜帆 砂時計の砂は鶸色春尽きて 岡部 瑞枝 炊飯 […]
2021年1月10日 / 最終更新日時 : 2021年2月2日 renkushinbun 連句作品 【猫蓑会】 歌仙「臍より花」の巻 歌仙「臍より花」の巻 鈴木 千惠子 捌 弧状列島臍より花の咲きそむる 鈴木千惠子 お玉杓子の光り出す頃 内田 遊民 春暖炉オペラ談義のきりもなし 島村 暁巳 […]